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うる餅とは?作り方と食べ方を解説!残りごはんからうる餅風のお餅を作ろう【訪問調理師ごはんさん監修】

    この記事では、「もち米」と「うるち米」を混ぜてつく「うる餅」風のお餅を、ごはんから作る方法をご紹介!

    もち米も、餅つき機も使いません! 炊いたごはんからすぐに作れるので、気軽にお正月気分を味わいたい人にもぴったりです。とっても簡単に作れるので、お子さんとお餅づくりを楽しむのにもおすすめ。

    お餅の作り方&おすすめのタレレシピを教えてくれたのは、予約の取れない訪問調理師として大人気の、ごはんさん。
    加えて、それぞれのタレのレシピにはソラミドごはんスタッフであり、管理栄養士でもある今井より、栄養学の視点からのおすすめポイントもお届けします!

    うる餅風のお餅の作り方&食べ方の監修者

    このレシピの監修者(レシピ提供・管理栄養士)は以下の2人です。

    レシピを教えてくれた人:ごはんさん

    ごはん さん

    訪問調理師/子ども料理研究家。
    累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。Instagram: https://www.instagram.com/gohan.no.gohan/

    管理栄養士コメント:今井 裕子

    今井裕子

    老舗ファブリックメーカーに新卒入社後、自社販売体制の構築に注力。サイト改修、印刷物デザイン、動画作成、SNS運用、イベント出展等広く携わったのち、2022年よりデザイナーとしてスカイベイビーズに参加。ソラミドごはんスタッフ。趣味はすてきな日用品探しと、お絵描き。管理栄養士の資格を持つ。

    「うる餅」とは?

    うる餅とは、「もち米」と「うるち米(普段ごはんとして食べるお米)」を混ぜてついたお餅のこと。

    もち米のみで作られたお餅よりも粘りが少なく、歯切れのよいモチッと感が特徴で、食べ応えがあります。

    うる餅は地域によって呼び名が異なり、「うるう餅」「こわ餅」「たがね餅」「こごめ餅」「あらかね餅」など、さまざまな呼ばれ方をしているそうです。

    餅つき機いらず!「うる餅」風のお餅の作り方

    ここからは、炊いたごはんからつくる「うる餅」風のお餅の作り方をご紹介します!

    もち米も、餅つき機も必要ないので、普段お餅を自宅でつく習慣がない人でも気軽にチャレンジすることができますよ。

    レシピの工程も、とってもシンプル。

    1. ごはんを熱いうちにすりつぶす
    2. 砂糖を加えてさらにすりつぶす
    3. 一口大に丸める

    以上の3ステップで、おいしいお餅を作れちゃいます。ぜひお試しください!

    材料(直径4から5cmほどのお餅8個分)

    • 炊いたごはん(なるべくアツアツのもの)200g ※冷凍ごはんをチンしたものでもOK
    • 砂糖 小さじ2
    • 片栗粉 適量

    1. ごはんを熱いうちにすりつぶす

    すり鉢とすりこ木を使って、アツアツのごはんをすり潰す。粒がほとんどなくなるまでしっかりすり潰しましょう。

    ごはんさん

    冷めたごはんだと潰しにくくなってしまうのと、でんぷん質が固くなってもちもち感がなくなってしまうので、ぜひアツアツのごはんを使ってください! おすすめは炊きたてごはんです。

    2. 砂糖を加えてさらにすりつぶす

    粘りが出て、すりこ木についたごはんがモチッと伸びるようになってきたら、砂糖を加えてさらにまとまりが出るまですり潰す。

    ごはんさん

    お砂糖を混ぜることで、お米が持つでんぷんの甘味が引き立ち、食べやすくなります!

    3. 一口大に丸める

    すり潰したごはんが滑らかになりお餅の状態になったら、手を水で濡らして丸める(今回は直径4から5cm、厚さ2cmほどの大きさに丸めました)。バットに広げた片栗粉の上を優しく転がすようにして片栗粉をまぶしたら完成!

    ごはんさん

    時間がたつと固くなってしまうので、ぜひ作りたてを召し上がれ!

    完成したお餅は、まるでつきたてのお餅のよう! 心地よいふんわり&モチモチ食感を楽しめます。隠し味のお砂糖も効いていて、お米の風味と甘みをしっかりと味わうことができますよ。

    今回作ったお餅はこのまま食べても充分おいしいですが、今回はごはんさんが、うる餅風お餅にぴったりの「タレ」のレシピも教えてくださいました!

    うる餅のおすすめの食べ方・かんたんタレレシピ3選

    今回ご紹介する、お餅にぴったりのタレのレシピは以下の3つです。

    1. くるみ味噌
    2. はちみつバター
    3. ニラタレ

    どれも包丁も火も使わずに、簡単に作ることができますよ。

    ここからは、材料・作り方とレシピのポイントなどについて順にご紹介していきます。

    1. くるみ味噌

    味噌とみりんと砂糖を合わせて電子レンジで加熱し、くるみを混ぜて作る簡単レシピ。甘いお味噌と、香ばしいくるみの味わい&ポリポリ食感が、お餅がもつお米の風味をより一層引き立ててくれますよ。冷奴やチーズとの相性もバツグンです!

    材料(直径4から5cmほどのお餅8個分にちょうどよい分量)

    • 味噌 大さじ2
    • みりん 大さじ1
    • 砂糖 大さじ1/2
    • くるみ 5粒程度

    作り方

    1. くるみを砕いておく。(ラップに包んで、麺棒や丈夫な器の底を押し付けるようにして砕くと簡単です)
    2. くるみ以外の調味料をすべて耐熱容器に入れて混ぜ合わせ、ふんわりとラップをして600wで30秒加熱する。
    3. 熱いうちに湯気が飛ぶまでよくかき混ぜて、最後に砕いたくるみを混ぜ込んだら完成!

    管理栄養士コメント

    ソラミドごはん管理栄養士・今井

    くるみの香ばしさとお味噌のコクの相性がばっちり!
    発酵食品であるお味噌と、植物性の脂肪酸が多く含まれるくるみはおなかの調子を整えてくれる効果が期待できます◎腸活にもおすすめなタレですね♪

    2. はちみつバター

    こちらも柔らかくしたバターにはちみつを混ぜるだけの簡単レシピ! バターのコクとはちみつの奥深い甘みが溶け合って、お米が持つ甘みと調和します。パンにかけてもおいしい! 生ハムやソーセージにかければ、たちまちおしゃれなワインのお供にも。

    材料(直径4から5cmほどのお餅8個分にちょうどよい分量)

    • バター 20g
    • はちみつ 大さじ3

    作り方

    1. 耐熱容器にバターを入れて、ラップをかけずに600wで20秒温める。
    2. バターが滑らかになるまでよく練り混ぜる。(この時まだ塊があっても余熱で溶けるので大丈夫ですが、もし溶けそうにない場合は様子を見ながら10秒追加加熱してください)
    3. はちみつを入れて混ぜたら完成!

    管理栄養士コメント

    ソラミドごはん管理栄養士・今井

    お砂糖と比べてはちみつは、ビタミンB1やB6、鉄、亜鉛などが豊富に含まれています。またお砂糖の1/3量で十分な甘さにできるので、お砂糖より使う量が控え目になるぶん、低カロリーにできちゃいます!
    バターは脂溶性のビタミンであるビタミンA、D、Eが含まれており、以外にも水溶性と脂溶性のビタミンが摂れるんです◎

    3. ニラタレ

    ハサミでカットしたニラに、ごま油とオイスターソース、すし酢を加えて作るさっぱりタレ。ニラの香りとごま油の香ばしさに、オイスターソースの旨味とすし酢のさっぱりした味わいが合わさって、なんとも食欲をそそります。卵焼きや冷しゃぶにかけてもおいしい!

    材料(直径4から5cmほどのお餅8個分にちょうどよい分量)

    • ニラ 20g(約1/4束)
    • ごま油 大さじ1
    • オイスターソース 大さじ1/2
    • すし酢 大さじ1

    作り方

    1. ニラはハサミで5ミリ幅にカットする。
    2. すべての材料を混ぜ合わせて完成!

    管理栄養士コメント

    ソラミドごはん管理栄養士・今井

    ニラには、体内に吸収されビタミンAに変換されるβ-カロテンや、お肌の調子を整えてくれるビタミンCなどが豊富に含まれています。ごま油で香りよく、オイスターソースでコクを出して、すし酢で後味さっぱり!うる餅をあっさり軽めに召し上がりたい方におすすめのタレです♪

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    今回は、「うる餅」風のお餅を、ごはんから作る方法をご紹介しました。

    もち米も、餅つき機も使わず、炊いたごはんからすぐに作れるので、とっても簡単。
    ぜひ今回ご紹介したレシピを参考に、お正月気分を楽しんでみてくださいね。

    『ソラミドごはん』では、ほかにもさまざまなレシピや読みものコンテンツを公開中。そして、日本各地の農家さんこだわりのお米の販売も行なっています。今回作り方をご紹介した「うる餅」風のお餅は、お米が持つ味わいがダイレクトに伝わってくるもの。ぜひおいしいお米でお試しください!

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