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【備蓄米は美味しい!】調査で判った美味しい理由・選び方・保存&調理法まで│専門家が解説

    最近話題の「備蓄米」。美味しい・美味しくないの意見は分かれますが、この記事では「備蓄米を美味しい」という意見側に立って、

    • 備蓄米が美味しいと言える理由
    • 美味しい備蓄米の選び方
    • 備蓄米の美味しい食べ方
    • 備蓄米を上手に保存する方法

     以上の4つについて、全国のこだわりのお米のみを取扱う通販サイト、そして専門家に取材しお米にまつわるあらゆる情報を独自の視点で発信する、私たち「ソラミドごはん編集部」が独自に調査しまとめた内容を解説します。

    ソラミドごはん編集部

    「今日もごはんが美味しいな」をテーマに、お米農家さんや専門家に取材・監修をしたお米に関する情報をお届けしています。また、日本中から厳選したこだわりのお米やお米にまつわる道具のセレクト・販売も行っています。

    「備蓄米は美味しい」と言える根拠

    結論、備蓄米は十分に美味しいお米であるといえます。

    そう言える根拠は2つあり、ひとつはSNS(X)での調査結果、もうひとつは実際に食べた商品者の実食調査結果です(株式会社リサーチ・アンド・イノベーションが実施したもの)。

    それぞれ詳しくご紹介します。

    ①SNSで「備蓄米は美味しい」と発信している声が多い

    ひとつめは私たちがXで調査した、備蓄米を食べたユーザーの投稿分析です。

    順位理由ユーザーの声・投稿の例大体の割合
    1低い期待値とのギャップ「普通に美味しい」「言われなければ新米と区別がつかない」「家畜の餌なんてデマだった」45%
    2特定の料理との相性の良さ「チャーハンがパラパラになる」「カレーや丼ものにはこの硬さが最高」「リゾットにしてもベチャつかない」25%
    3著名人による影響(GACKT)「GACKT様が言うなら間違いない」「冷やした古古米の甘味を感じてみたい」「通の味として食べてみたい」15%
    4工夫で味が改善する「氷を入れて炊いたら激変した」「サラダ油や酒を入れるとツヤが出る」10%
    5保存・冷凍に合う「冷凍しても味が落ちにくい」「お弁当に入れてもベチャベチャしない」5%

    第1位:低い期待値とのギャップ

    最も多くの声があがったのは、シンプルに「備蓄米の味そのもの」に関する感想でした。

    これは、政府が備蓄米を管理している環境…特に低温で保管する管理体制がきちんと機能していたことの証拠とも言えるでしょう。X(旧Twitter)上では、「備蓄米はまずいと聞いていたけれど、実際に食べてみたら全く問題なく美味しかった」という、安堵と驚きの投稿が数多く見受けられました。

    近年の米不足に直面して「初めて備蓄米を手に取った」という一般の消費者の方々の声が多く反映されているように見えます。

    第2位:特定の料理との相性の良さ

    主に料理好きの人や、日常的に自炊をされる層からの強い支持が多い印象です。

    特に、テレビ番組で話題になった「浜田チャーハン」のような、特定の料理や調理法に対して備蓄米の相性の良さを挙げることが多く、「新米は何にでも使える万能なもの」というこれまでの常識から「お米も料理によって適材適所で使い分けられる」という新しい視点が定着し始めていることの証拠かもしれません。

    実際、上記のチャーハンはもちろんカレーやピラフなどを作る際には、粘り気が少ない備蓄米(古米)の方が新米よりも「むしろ上位互換だ」という認識が、多くの自炊層の間で広まりつつあるようです。

    第3位:著名人による影響(GACKT)

    件数で言えば1位や2位の理由には及びませんでしたが、投稿の熱量や拡散力においては、下記のGACKTさんの投稿を引用したり、触れたりする形で備蓄米の美味しさを肯定する投稿も多いです。

    GACKTさんの投稿は備蓄米は単なる節約ではなく、あえて備蓄米を選んで食べるという新しい価値観を産んだといえるかもしれませんね。

    第4位:工夫で味が改善する

    「氷炊き」をはじめとする様々な炊き方の工夫をすることで、備蓄米が美味しくなったという声も多く見られました。

    工夫の甲斐あって美味しく炊けたときの喜びを、写真や動画付きでX(旧Twitter)にアップする投稿が目立ち、さらにそれに対する「備蓄米って意外とすごい!」「私も試してみよう!」などのポジティブな返信もありました。

    この投稿をしていた方はもしかすると、備蓄米は単なる食料というよりも自身の料理の腕を試すための格好の素材と捉えているのかもしれません。

    第5位:保存・冷凍に合う

    冷めてもかたまりにくい特徴や冷凍しても美味しいという特徴を称賛する投稿もありました。

    特にお弁当派や週末作り置き派の方にとってポジティブな特徴として受け入れられてる様子です。

    ②購入者アンケート調査による結果で8割が「美味しい」と回答

    さらに、株式会社リサーチ・アンド・イノベーションが行った調査でも8割の方が「美味しい」と回答したことがわかっています。

    この調査では備蓄米の「見た目」「香り」「味」の3つの観点で調査を行い、一般銘柄米と政府備蓄米の二者を比較しました。その結果、政府備蓄米は一般銘柄米と遜色ない美味しさであるとの回答が多いということがわかりました。

    実食調査では約8割が味を好意的に評価し、見た目や香りも9割以上が高評価でした。

    より詳しくは下記のレポートでご覧になれます。

    ※参考:「美味しくない」は思い込み?8割が「美味しい」と答えた政府備蓄米の実力を徹底検証!

    「美味しい備蓄米」の選び方

    次に美味しい備蓄米の選び方を解説します。

    お米マイスターや防災士など、専門家の見解を統合すると、同じ備蓄米でも下記のポイントを踏まえて選ぶことでより美味しい備蓄米を購入することができます。

    ① 品種は「低アミロース米」を選ぶ

    お米のデンプン(アミロース)が多い品種は、粘り気が少なくパラパラとした食感で食後の血糖値上昇を抑えるなどのメリットはありますが、冷めると硬くなりパサつきやすいので、食感などに物足りなさを感じることも。

    そこで、アミロース含有量が低く、冷めてももちもち感が持続する品種を選ぶのがおすすめです。例をあげると「ミルキークイーン」や「ゆめぴりか」、「あやひめ」などが低アミロース米にあたり、備蓄米特有のパサパサ感を抑え、食感が良い傾向にあります。

    また、備蓄米に混ぜて炊くことでも食感を改善するのに役立ちますよ。

    ②「無洗米」を選ぶ

    備蓄米特有の「古米臭」は、古くなった糠の臭いに由来しています。これが原因で備蓄米を美味しくないと感じる人は多いのですが、少しでもこの臭いを軽減するためには、糠を落とすことが肝要です。

    そのため、すでに研いだ状態にある「無洗米」を購入することで「古米臭」を軽減することができます。

    最近の無洗米は技術(BG無洗米など)が発達しており、うまみ層を残したまま糠だけを取り除いているため、味も良いのが特徴です。

    また、無洗米は災害時にも役立ちます。災害時は水が貴重(水道が使えない、排水設備が破損する等)になりますので、災害に備えて「家庭で備蓄」する手段としてもおすすめです。

    ③「真空パック」のものを選ぶ

    お米の美味しさを損なう最大の要因は「酸化」です。

    お米は精米直後から酸化が始まり約2週間〜1ヶ月で味が落ち始めます。これを防ぐには、酸素にできるだけ触れさせないことが大事です。

    そのため、なるべく酸素(空気)に触れさせない真空パックの状態のものを選ぶのがおすすめです。

    備蓄米を長持ちさせる!自宅でできるお米の保管方法

    お米は「生鮮食品」と同じで、高温や湿度、酸化が大敵!それは新米だけでなく備蓄米も同じです。

    美味しさを保つには密閉容器に入れて「冷蔵庫の野菜室」で保管するのがおすすめです。

    なお、保存容器の選び方や、常温保存する場合の注意点など、より詳しいお米の保存テクニックについては以下の記事もぜひ参考にしてください。

    ※関連記事:お米を長期保存する方法【お米ソムリエ時吉涼子さん監修】最適な保存場所・量・期間まで解説

    備蓄米を美味しく炊く・食べる方法

    次に、備蓄米を美味しく炊く・食べる方法についても解説します。

    備蓄米は美味しいという声もある一方で、この記事にもあるように否定的な意見があるのも確かです。

    古くなってパサついた備蓄米(古古米)は、研ぎ方、炊き方、調理方法を工夫することで美味しく食べることができますよ。

    たとえば通常より多く洗米したり、最低2時間以上浸水させること。炊飯前に日本酒を入れておく等の方法があります。

    より具体的な方法は空き記事で詳しく書いています。ぜひ合わせて読んでみてください。

    ※関連記事:古古米・備蓄米の美味しい食べ方まとめ【研ぎ方や浸水~調理法まで】臭い・パサパサを解決する方法を専門家が解説

    備蓄米は食べ方・選び方・保存の仕方で美味しく食べられる

    「備蓄米は美味しくない(まずい)」はもう過去の話なのかもしれません。

    冷めても美味しい品種を選んだり、密閉して正しく保存すれば新米のような味わいで美味しく食べることができます。また、調理法・炊き方の工夫で美味しく食べることも可能です。

    今回ご紹介した内容が、備蓄米に対する印象・評価の変化につながれば幸いです。