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【ごはんの、ほくほく思い出話し】 大学入試の日、母に握ってもらったおむすびの味

    ずっと昔のことなのに、今でも“あの味”だけは覚えている。

    学生時代のちょっぴり甘酸っぱい記憶。
    「おいしい!」と叫びたくなるほど感動した、白いごはん。
    緊張した心と疲れた身体に、じんわり沁みた温かさ。
    思い出すと心がほくほくする、大切な人とのエピソード。

    このコーナーでは、ソラミドごはんスタッフが体験した、
    忘れられない「ごはんの、ほくほく思い出話し」をご紹介します。

    それではどうぞ、召し上がれ。

    大学入試の日、母に握ってもらったおむすびの味

    大学受験の試験の日。

    食べ過ぎると午後の試験中眠くなってしまうのが心配で、
    母に小さめのおむすびを2つ作ってもらいました。

    具は、当時マイブームだったキムチ。

    一口食べた瞬間、まだキムチにはたどり着かなかったのですが、
    ほどよく塩気がきいたごはんのおいしさが、
    頭を使って疲れた身体にしみわたりました。

    キムチにたどり着くと、ほどよい辛さと酸味とシャキシャキ食感が最高……

    正直、緊張もあってあまり食欲がなかったのですが、
    おいしく食べて午後の試験もがんばれました。

    それまでにも人生で、何度も、何度も、
    母におむすびを作ってもらってきましたが、

    あの日の味が、なんだか一番思い出に残っています。

    もしかしたら、その後は高校も卒業して
    母にお弁当やらおむすびやらをつくってもらう機会がほとんどなくなったので、それもあって記憶に残っているのかもしれません。

    作:笹沼杏佳